1.常陸国分寺跡
752年に建立された常陸国の国分寺。国の特別史跡に指定。当時は五重塔があったが、今は本堂や墓地のみが健在。
国分寺と言う事もあり、境内の建物や門も立派。
境内には市指定文化財、都々一坊扇歌堂があり、建立されるまでに至った理由も記載。
2.若宮八幡宮
源義家が奥州征伐の時に戦勝祈願した神社。源氏と関わりがあるのはこの記事書いてる時に知った…!
義家の父、頼義が訪れた飯野八幡宮を前日に見てたので偶然過ぎる。
小さな神社ですが八幡宮なだけあり、鳥居や門が別格。
3.石岡の陣屋門
県指定建造物。前知識無しに歩いてたら突然住宅街に出てきた
府中松平家の陣屋門で江戸期にはこの地が常陸国南部で最大都市として栄えたそう。めっちゃ重要な門が閑静な住宅街に置いてあるの凄いな…
凄いのは門だけで無く同じ敷地内の小学校は「国指定史跡 常陸国府跡」のため、小学校に普通に石棺や資料館がある。更には戦国時代には府中城が立地していた一等地らしい。
やべぇな石岡。
4.常陸国総社宮
国府跡の近くにある神社で市指定有形文化財。総社とは日本国内に複数ある国府の近くに八百万の神を一か所に纏めた総社の一つ。即ち常陸国で最も神秘的な場所と言える。
境内は立派な拝殿や神楽殿があり、常陸国を古くから見守ってきたことが頷けますね!
本殿とは別に神々が6柱祀られていて、酒造の神様を祀る松尾神社、縁結びと藍染を司る愛染神社などがありました
これだけ多くの神々が祀られていることから当時の人々の熱い信仰心、本気で常陸国を良くしたいと言う思いを感じる
さらに凄いのはヤマトタケルノミコトこと倭武天皇が座ったとされる石があることですねー
古代の天皇が座った石が千年近く同じ場所に残されているのは中々無いから目を疑った…!
今回は以前訪れられなかった国分寺跡のリベンジマッチでそれ以外は現地で急遽回りましたが、予想の5〜6倍くらい見所のある町だった!
観光スポットから3〜4分歩くだけで指定史跡に複数行けるのが良い
今回訪れて石岡が古くから茨城県の中心地として発展し、蝦夷討伐など陸奥への関門を兼ねていることから天皇や武家の頭領にも関係ある地域だと学びました!あまり他県に魅力が知られて無いのは勿体無いですね〜